ジュヴレ・シャンベルタン・“キュヴェ・ド・ラベイユ”[2002]年 ドメーヌ・ポンソGevrey-Chambertin・Cuvee de L'Abeille 2002 Dm.PONSOTポンソマジック!!村名ワインでさえ驚異の収量15hl/ha SO2の排除!樽は数千年使用!しかも人気のビッグヴィンテージ!! 『ポンソのブドウ栽培は常に意欲的だ。殺虫剤を最後に使用したのは、1977年という非常に早い時期からの自然農法への取り組み。クローンの開発。電害防止ロケットの使用(ローラン・ポンソさんが言うには「他の人たちはブドウをダメにしても保険が下りるからそれで構わない、と思っている。」)ハングタイムを伸ばすための2月末から3月という遅い時期に行う剪定。10月中旬にまで遅らされる収穫。そしてグリーンハーベストに頼らず剪定による収穫量の制限(村名ワインでさえ15年間の平均は15hl/ha。93年のクロ・サン・ドニに至っては、8hl)と非常に特徴的である。醸造に関しては更に過激だ。今でこそSO2を使用しない生産者も増えたが彼らは84年から酸化防止のために窒素を代替的に使用しはじめ、88年からはSO2を排除しているというから、この道の先達である。SO2不使用ワインにありがちな、色の薄さ、酸化した色調、ヌルっとした質感、煮豆のような蒸れた香り、不潔な酸味、グラスの中で豹変する得体の知れない性格等のクセがまったくなく、しかし、SO2不使用ワインならではの他と隔絶した純度の高さと鮮烈さがあって、見事だ。樽に関しても独自の見解をもつ。「新樽はテロワールの差をなくし、酸素供給量が多いため若く飲むには好適なワインになるとしても、長熟ワインにはならない。」普通ならそうは言っても新樽比率を3割に下げる程度だが、ポンソの場合は何十年も樽を使いつづけるため、新樽は限りなくゼロに近いのだ。しかしポンソの場合不思議なことには、濁った香り、やせた果実味、ブレタノマイセスや酢酸菌の古い樽独特のクセがなく、ただ樽の存在を消しさった如き、純粋さが表現されているのみだ』ワイナート14号より年代造り手[2002]年ローラン・ポンソ氏生産国地域フランスブルゴーニュ コート・ド・ニュイ村AOC ジュヴレ・シャンベルタンタイプ赤・辛口フルボディー内容量750mlAOC ジュヴレ シャンベルタン