ムルソー・ブラニー・プルミエ・クリュ[1999]年(ドメーヌ・マトロ)Meursault Blagny Premiers Cru Dm.MATROT抜栓後最低30分以上は空気に触れさせて下さい。ムルソーと言えば現地有名レストランでも必ず名が出る有名ドメーヌ。(パーカー3つ星) ムルソー ブラニー プルミエ クリュ[1999]年(ドメーヌ マトロ)「熟成したムルソーの味わいは、ハチミツ、コーヒー、ミネラル、バター、ばかりかシナモンのようなスパイスの風味が混然とあわさり、ほかのいかなるシャルドネにも似ていない。あふれだすような味わいだが、そこには柔らかさが感じられる。濃厚な色調のせいかもしれないが、すぐれたムルソーの豪勢な味わいには、もし黄金に味があるならば、ムルソーの味がするだろうとまで思わせることろがある。」とマットクレイマー氏は「ブルゴーニュワインがわかる」の中でベタボメし、造り手のドメーヌ・マトロについては、「わたしには、ここのワインはムルソーのあるべき姿をしていると思える。つまり濃密でクリームのようななめらかさをもち、長命なうえに澄んだ味わいがする。オークの風味がきついと書かれたこともあったが、これはおかしい。たしかにティエリは新樽を買うけれど、二年間はよそに貸し出して余分なオーク香をとばしているからだ。」と述べて、ティエリーがアロマをかくす新樽をきらうことについて述べています。以下ロバート・パーカー氏が、ドメーヌ・マトロのワインがいかに長熟であるかについて述べているくだりがあります。(ロバート・パーカー氏「バイヤーズ・ガイド」)「ティエリー・マトロは常に微笑みを絶やさない明るい性格の人物だが最も重要なことは彼が美食家だということである。彼は、「料理に合うワイン」をつくっているのであって、「ショーに勝つためのワイン」をつくっているのではない。そして「私にとってオークは必要なもの」と誇らしげに断言するのである。マトロは新樽が「シャルドネ本来のアロマを隠してしまう」うえに、ひどく酸化したワインにしてしまうと確信している。この最後の点を立証するため、マトロ・ピークに達したかまたは、ピークを過ぎた多くの1992年ものを調べ「まだ進展中という感じがない」ことを見て取った。1998年1月、私はボーヌにあるレストランでマトロが生産した1992年のムルソー・ブラニーを味わった。非常に若々しく引き締まっており、抜栓してから30分かそれ以上、空気に触れさせる必要があり、食事が終わる頃にやっと、秀逸なワインが花開くのを見ることができる。」ロバート・パーカー氏※画像は1997年ですが本商品は1999年になります。 年代造り手[1999]年ティエリー・マトロ氏生産国地域フランスブルゴーニュ コート・ド・ボーヌ村AOC ムルソー プルミエクリュタイプ白・辛口内容量750ml