ニュイ・サン・ジョルジュ[2003]年 ドメーヌ・ジャン・ルイ・ライヤールロマネ・コンティの瓶詰めや試飲にも立ち会うDRCで生まれDRCで育ったDRCの息子! その創設以来、世界中のワイン愛好家を虜にするドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティ。 そのDRCで40年間働いていた母(しかも、あのロマネ・コンティの畑の葡萄の摘み取りを任されていた最も優秀な収穫人の1人)と、同じく37年間働いていた父を両親に持つ男がいる。その男の名は、Jean-Louis Raillard ジャン=ルイ・ライヤール。 DRCで数年働いたジョシュ・ジャンセンが創設したカレラをカリフォルニアのDRCとするならば、DRCで巡り合った両親の子に生まれ、DRCのセラーのすぐ裏手に住み、子供の頃から両親の仕事(つまりDRCの栽培や醸造)を見て育ったライヤールは、まさに“DRCで生まれ、DRCで育ったDRCの息子”と言っても過言ではないだろう。 自身もDRCで働き、様々なネゴシアンでも働いたライヤールは、現在、著名なボーヌ醸造学校で教鞭を取る傍ら、自身のドメーヌでワインを造っている。 平均樹齢50年という素晴らしい古樹の畑を所有する彼のワイン造りは、有機栽培(完全なバイオダイナミック療法へ転換中)、風による耕作、遅い収穫、低収量、非除梗、高温沸騰、澱引き回避、無清澄、無濾過、重力に逆らわない瓶詰めなど、正真正銘DRCから受け継いだブルゴーニュの王道を行く方法だ。 引退した両親が40年間DRCで働いて培った的確なアドヴァイスが生かされていることも見逃せない。 ドメーヌは栽培面積3.5ヘクタール、年間総生産量7千本前後という超ミクロ・ドメーヌだが、2003ヴィンテージの生産量はさらに少なく僅か4千本弱。 しかも、ライヤールは毎年DRCの瓶詰めにも立会い、試飲をする権利を持っているが、今回ご案内する2003年物は全てロマネ・コンティが瓶詰めされた2ヵ月後に瓶詰めされたもの。 2003 ニュイ・サン・ジョルジュ 赤 平均樹齢60年の僅か0.45ヘクタールの区画から生まれるキュヴェ。 果梗を100%残したまま高温(33℃)で発酵させ、アリエ産のバリック(新樽比率30%)で澱引きをせず16ヶ月熟成。収量25ヘクトリットルとロマネ・コンティ並みという驚くべきポテンシャルを秘めるニュイ・サン・ジョルジュ! 【0509スペシャルセール】年代造り手[2003]年ジャン・ルイ・ライヤール生産国地域フランスブルゴーニュ コート・ド・ニュイ村AOC ニュイ・サン・ジョルジュタイプ赤フルボディー内容量750ml