ブルゴーニュ・オート・コート・ド・ニュイ[2002]年 ドメーヌ・フィリップ・エ・ヴァンサン・レシュノーPhilippe et Vincent Lecheneaut「完璧主義の本物の職人である」クラスマン 「私が現時点で最も称賛したい生産者こそレシュノーである。」リアルワインガイド 「フィリップとヴァンサンのレシュノー兄弟は、謙虚で働き者、そして完璧主義の本物の職人である。今の時代に、このようなドメーヌに身を置けば、頭でっかちのインテリになってもおかしくないところだが、この2人は歴史ある畑の権利を受け継いだ者としての義務を忘れず、ごまかしも妥協もせずにひたすら栽培に励んでいる。」 ル・クラスマン 今やブルファンには、大人気のドメーヌですが、リアルワインガイド誌の7号にも気になるコメントが。2002年のレシュノーの畑にはバッカスの神が君臨した。2002年の上質さを考えるとどの生産者も美辞麗句で染まるのは致し方ないが、私が現時点で最も称賛したい生産者こそレシュノーである。私の経験から来る彼の印象は「強い酒質だが洗練度がトップ生産者の域には至らない、コクはあるけどキレが足りない」と言うものだが、今年は考えを改めざるを得ない。某氏の見解に追従するのは不本意なるも、今号で試飲した中では頂点を窺う1本となったグラン・クリュを筆頭に全てのワインに統一して存在する艶と色気、肌理(きめ)の細かさはまさに驚くばかり。元々大粒だった果実味を昇華させたのがヴィンテージの影響か、造りの変化によるものか判断しかねるものの、単なる村名ワインでさえ備わっている美貌と格調の高さ。果実の濃さと果皮の紫を強調しただけのワインでは出せない神秘性がテイスター全員に感動を与えた2002年のレシュノー、確かに一部は点数通りの出来であるものの高得点銘柄は確実にあなたの魂を揺さぶるはず。唯一の願いは来年も同じスタイルであってほしいという事だ。 (山地 茂) この2002年のブルゴーニュ オート・コート ド ニュイについて90点に限りなく近い89点の驚異のオート コート ド ニュイ。それなりに良く出来たACブルとほぼ同レベルの扱われかたであり価格設定だが、もうこれは見つけたら買うしかないと断言します。ずぅーっと嗅いでいたい、クラスを大きく超えた美しく複雑な香り。もちろん他のラインアップ同様、液体が濃厚系でない「味わいが濃い系」のワイン。ややローストの焦げた香りと全体のグリップの不足感が否めないが、それああればプルミエクラス。 徳丸真人【大感謝セール0916】【0509スペシャルセール】【26均一0510】年代造り手[2002]年フィリップ エ ヴァンサン レシュノー生産国地域フランスブルゴーニュ コート ド ニュイ村AOC オート コート・ド・ニュイタイプ赤・辛口ミディアムボディー内容量750ml