うきうきワインの玉手箱

ブルゴーニュ・アリゴテ・[2004]年フランソワ・ミクルスキBourgogne Aligote[2004]Francois Mikulski1992年の初ヴィンテージ!リリース以降人気急上昇名実共にムルソーのトップ生産者の仲間入りを果たしたあのフランソワ ミクルスキの可哀相なぐらいコストパフォーマンスに優れた大人気アリゴテフランソワ　ミクルスキ　ブルゴーニュ　アリゴテ[2004]年畑の個性を生かす發刺とした力強さとしなやかさ。そしてワイナート誌で大特集！！フランソワ・ミクルスキ氏は1963年7月25日ディジョン生まれ。父親はポーランド人で母親はムルソーの出身。1983年の5ヶ月間、カリフォルニアのカレラワイナリーで研修し、1984年から1991年、ムルソーで彼の叔父（母親の兄弟）にあたるピエール・ボワイヨ氏の畑の管理を担当。同年、彼の叔父および叔母からブドウ畑を賃借し自分のドメーヌをスタートしました。1992年初ヴィンテージリリース以降、評価は急上昇を遂げました。畑の面積は当初の5.47ヘクタールから1997年には7.07ヘクタールまで拡大。国道近くの建物およびセラーを2000年に購入。2003年には7.82ヘクタールまで畑を増やし、現在は16区画を所有。名実共にムルソーのトップ生産者の仲間入りを果たしました。91年末に設立され、92年が初ヴィンテージという新しいドメーヌが、フランソワ・ミクルスキだ。ベルナール・ロワゾーやジョルジュ・ブランといったレストランが扱っていることを見ても、フランス国内での評価はすでに高いものがあるようだし、世界じゅうの需要も大きく、生産の6割が輸出されている。といってもゼロからスタートしたわけではなく、ブルゴーニュらしく、婚姻関係からの土地相続から生まれたドメーヌ。母親がピエール・ボワイヨの妹であり、またフランソワ・ジェルマンの娘と結婚したことから、土地が入手できたというわけだ。ミクルスキという名前はポーランド系。84年からボワイヨで働き、それからカルフォルニアに移って、かの有名なカレラで研鑚を積んでいたという。▼ワイナート10号ではこのミクルスキのアリゴテについて現地取材として、以下のようなコメントで目に入りましたジャンボン・ペルシエと楽しむ(だけではもったいない)ミクルスキのアリゴテ ドメーヌを訪問した時は、丁度奥さんがジャンボン・ペルシエを作っている最中だった。これはニンニクとパセリ風味の豚肉のゼリー固め。ブルゴーニュを訪れたならば、そこらじゅうのレストランでイヤになるほど見かけることになる、この地方の代表的な料理のひとつである。とはいえミクルスキ家であれ、他の家庭であれこれを作るのは年1〜2回。もともとはイースターの時の料理なのだという。この料理で豚肉を茹でる時に使われるのがアリゴテだ。ブルゴーニュの白と言うとシャルトネばかりに注目が集まるが、アリゴテを忘れてはいけない。エスカルゴやジャンポン・ペルシエにはアリゴテというのは定番中の定番。それ以外にも日常的なフランス家庭料理にはむしろシャルトネよりも相性が広いと思われるし、実際に造り手たちが家で飲んでいるのはアリゴテのほうが多いらしい。そのアリゴテの中でも最高の一本が、実はミクルスキのアリゴテである。アリゴテらしい爽快な酸味と澄刺とした味わいをもっていながら、アリゴテらしからぬ厚みとコクの香りの甘さを備えた傑作である。「うちのは青っぽさが足りない、味が重過ぎる、と批判する人も多いんだよ」と言うが、それがいいのだ。ムルソーの土壌、特に低地は概して重たく粘ったワインを生むが、それはシャルドネに対してはマイナスに感じられることがあっても、もともとサッパリしすぎるアリゴテには丁度補完的な役割を果たすということだ。可哀相なくらいの低価格にしてこの品質。現在最も注目すべきお買い得ブルゴーニュである。 とにかく凄いアリゴテです。このワインのエチケットに堂々とVigne Plantee en 1929と刻印しています。どおりで並のアリゴテとは違うはずです。年代造り手[2004]年フランソワ　ミクルスキ生産国地域フランスブルゴーニュ村AOC ブルゴーニュ　アリゴテタイプ白・辛口　内容量750ml 【白辛口】【ブルゴーニュ　白　辛口】 【アリゴテ】 【ブルゴーニュ　アリゴテ】 【フランソワ　ミクルスキ】 【デイリー　ワイン】 【フランス　白　辛口】 【AOC アリゴテ】