ニュイ・サン・ジョルジュ[2001]年・ドメーヌ・コンフュロン・コトティド元詰・AOCニュイ・サン・ジョルジュDomeine J.Confuron Cotetidot Nuits-Saint-Georges [2001]1977年からギィ・アッカの影響をうけたドメーヌとして有名!賛否両論のあるドメーヌですが、収量30hl、樽熟18〜22ヶ月!ノンコラージュ・ノンフィルターから生み出されるワインは、深みのある、スパイシーで心地よい複雑さをもち、まろやかなタンニンとしっかりした構成をもつ優雅なワイン!7年を迎えすばらしい状態を保っています。 ニュイ サン ジョルジュ[2001]年 ドメーヌ コンフュロン コトティド元詰 AOCニュイ サン ジョルジュ1977年からギィ・アッカの影響をうけたドメーヌとして有名!賛否両論のあるドメーヌですが、収量30hl、樽熟18〜22ヶ月!ノンコラージュ・ノンフィルターから生み出されるワインは、深みのある、スパイシーで心地よい複雑さをもち、まろやかなタンニンとしっかりした構成をもつ優雅なワイン!7年を迎えすばらしい状態を保っています。 ドメーヌ・コンフュロン・コトティド Domaine J.CONFURON-COTETIDOT 革新的な技法と伝統的な手法の接点から 生み出される長熟なワイン ヴォーヌ=ロマネ村に拠を置くドメーヌを、5代目となるジャックが、醸造学のディプロムを取得しエノロジストでもある息子ジャン=ピエールとイヴとともに運営―弟のイヴは、1996年からポマールの名門ドメーヌ、ド・クルセルの醸造責任者も務めている―する。規模も徐々に拡大し現在では11ヘクタール、4つのグラン・クリュを擁するまでになった。 ぶどうの樹齢は平均で60年以上を数え、なかでもクロ・ド・ヴージョは70年以上、ミュルジェとヴィーニュ・ロンドからなるニュイのプルミエ・クリュで80年、ジュヴレ=シャンベルタンのシャン・シュニにいたっては100年近い超ヴィエーユ・ヴィーニュとなっている。 上記の樹齢も大きなポイントのひとつだが、ドメーヌ最大の特徴はそのつくりにある。アルコール発酵の前にMPF―マセラシオン・プレフェルマンテール・ア・フロワ、日本語訳は低温浸漬。1週間弱、摂氏10度以下の低温状態のぶどう果汁に果皮と果梗を漬け込み、色素、構成要素の十二分な抽出を図る―をおこなうことにある。これはレバノン生まれの、醸造コンサルタントであると同時に農業学者の肩書きをもつギィ・アカとのコラボレーションからあみだした技法。アカは1970年代半ばコート=ドールの外れにラボを構え、40を数えるドメーヌにアドヴァイスをおこない、1980年代を通じて多くのブルゴーニュのつくり手に影響を与えた人物。アカというと、このつくりの面だけで語られることが多いが、主張は、申し分ないテロワールに、健康なぶどう樹、そこから完熟した果実を得る、といういたってシンプルなもの。畑においては、ぶどうそのものの生理学的熟成を目指し、植え付けもヘクタールあたり1万本以上の密植。と言ってもことは簡単ではなく、南仏のような暑い産地においては密植の度合いは弱く、寒冷な地では強い密植が望ましいと説き、コート=ドールでは1万2500本が理想と提唱するなど、つくり以外、ことに栽培の面において、検証から得られたさまざまなデータ、技法をドメーヌに提供した――現在アカはブルゴーニュを離れ、今最も熱い産地ロワール地方で活動している――。 ドメーヌでは1977年からアカのコンサルを受け――現在でもその基本的な手法に変化はないが、1990年代の初めから直接の指導は受けていない――、ワインを生んできた。ヘクタールあたり平均で30ヘクトリットル前後と収量を抑えたぶどうは、除梗は一切おこなわず、加えて破砕もせずにMPFの後、摂氏30度をピークに3週間以上かけてのアルコール発酵となるが、その際ピジャージュは十分におこなう。新樽の割合は5分の1から4分の1で、アペラシオン、ヴィンテージで異なるが、18ヵ月から22ヵ月間の樽熟成。そしてコラージュ、フィルトラシヨンともになしで瓶詰め。また、畑においてもこまめな手入れを欠かさず、植え替えの際クローンは用いず、セレクシヨン・マサルでおこなうなど、つくりとは逆に昔ながらのやり方を踏襲する。 生み出されるワインの色調はアペラシオンとヴィンテージによって異なり、深みのあるもの―必ずしもグラン・クリュのほうが濃いとは限らない―から、ガーネット様までヴァラエティーに富み、それにピノ・ノワール種独特の赤系の果実にスパイス、フュメな風味が合わさり、心地よい複雑さがグラスから立ち上る。味わいは、とがってはいないもののタンニンも感じられるしっかりとした構成のうまみあるもの。熟成も問題はなく、20年以上を経ても瓦解するようなことはなく、優雅なバランスを備えた古酒に変貌する。 ▼ ヒュー ジョンソン氏は、ニュイ・サン・ジョルジュについて「ポケットワインブック」の中で 「重要なワインの町。典型的に頑強でタンニンが多く熟成に時間を要するワインを産する。」として★★★→★★★★4つ星評価の高評価!! 1977年からギィ・アッカの影響をうけたドメーヌとして有名!賛否両論のあるドメーヌですが、収量30hl、樽熟18〜22ヶ月!ノンコラージュ・ノンフィルターから生み出されるワインは、深みのある、スパイシーで心地よい複雑さをもち、まろやかなタンニンとしっかりした構成をもつ優雅なワイン!7年を迎えすばらしい状態を保っています。 年代 造り手 [2001]年 J・コンフュロン・コトティド 生産国 地域 フランス ブルゴーニュ コート・ド・ニュイ 村 AOC ニュイ サン ジョルジュ タイプ 赤・辛口 フルボディ 内容量 750ml 【赤 フルボディ】 【ギィ アッカ】 【ニュイ サン ジョルジュ AOC】 【コート ド ニュイ ブルゴーニュ】 【コンフュロン コトティド】 【】