ナトゥラリス・ヒストーリア[2000]年・マストロベラルディーノ・IGTイルピニアNaturalis Historia [2000]ローマ皇帝たちが愛したワインを今に伝える銘醸が造る、オーク樽24ヶ月熟成の上、瓶熟成12ヵ月!最高級カンパーニャ 赤 フルボディワイン!!ナトゥラリス ヒストーリア [2000]年マストロベラルディーノ IGTイルピニア イタリア・カンパーニャ州に君臨する王者 マストロベラルディーノ 伝統を敬い、時代の波に流されることなく、ひたすらその名に恥じぬ努力を惜しまない、それがマストロベラルディーノの「品格」を築き上げた イタリア、カンパーニャ州、ヴェスーヴィオ火山の麓に位置する、1878年創業のマストロベラルディーノ社。1700年代には自社で瓶詰めを行い、ブドウ作りを行っていたのはそれより遥か歴史を遡る、由緒あるワイナリーです。時代の波の中で、周囲のワイナリーが国際品種に植え替えを行う中でもカンパーニャで唯一、頑なにカンパーニャの地品種に拘り、テロワールを重視し、量より質を求めたワイン造りの道を歩んできました。 歴史と伝統を重んじながらも最新の設備を取り揃え、今やイタリアだけでなく、世界的にトップの評価を受けるまでになっています。その格式の高さと信頼性からも、イタリア政府期間よりポンペイの遺跡から発掘されたブドウ畑よりワインを造るプロジェクトを唯一託されるなど、イタリアを代表する生産者です。 1878年創業。古い歴史を遡れば定かでないが、1,700年代後半には自社瓶詰めをしていたワイナリー。 昔はカンパーニャ州の大部分をマストロベラルディーノが所有していたという程の由緒のある名門。 第二次世界大戦終了後、9代目当主アントニオ・マストロベラルディーノ氏の尽力により、カンパーニャの地品種を使用した、テロワールを表現したワイン造りを行う。大戦の前後、世界中の消費者の嗜好がCS、メルローなどの国際品種傾向にあり、カンパーニャ中の生産者もグレコやアリアニコを次々と国際品種へ植え替えていった。戦争が終わった後、カンパーニャ特産のブドウ品種は激減しており、特にグレコなどはカンパーニャ全体での収穫量が僅か40kgのブドウという、絶滅寸前という状況になっていた。アントニオ氏はカンパーニャのワイン造りの歴史、またマストロベラルディーノの伝統を敬い、その素晴らしさを復興させるため、またカンパーニャのテロワールを確立するために、自ら足を運び、ブドウ生産者を1軒1軒周ってブドウ樹を残しておくように説得を続けた。アントニオ氏の努力のおかげで、徐々にブドウ樹は増え、遂にはワインを瓶詰めできるまでになった。そしてカンパーニャはグレコ・ディ・トゥーフォ、フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ、タウラージなどと いうカンパーニャ特産のブドウを使ったワインがD.O.C.G.にまで認識されるようになったのは、まさにアントニオ氏の努力の賜物であり、氏の活躍がなければ、今頃カンパーニャワインの歴史が変わっていたことはいうまでもない。現在は10代目当主ピエロ・マストロベラルディーノ氏がその志を引継ぎ、これまで築き上げてきた伝統と品格に勝るとも劣らぬワインを世に送り出している。 栽培 (1)畑の所有面積自社畑:150ha 契約畑:150ha(2)契約畑の管理・自社畑の手入れは勿論のこと、契約畑も自社畑と同様に管理・農業の専門課程を卒業した専任スタッフが2名おり、常時契約農家の管理をする。・個々の契約農家は20年以上の取引実績があり、マストロベラルディーノの理念を完璧に理解している。(3)栽培管理・畑に無線センサーを配置目的:畑の気温、湿度、日照量、日照時間などが全て研究室にデータ管理される。効果:収穫の時期の決定、病害の回避、過去との比較などに役立つ。(4)気候・南だが、ピエモンテのアスティ地区に近い、微小気候が存在。涼しくて、適度な湿度がある。 ローマ皇帝たちが愛したワインを今に伝える銘醸、 マストロベラルディーノ社 使う葡萄は、古代ギリシャ・ローマ時代からの伝統品種のみ マストロベラルディーノ社は、有名なポンペイの遺跡の北東、ヴェズーヴィオ火山の麓に位置します。そして、その葡萄畑も、かつてポンペイを埋めつくした火山灰の上に広がっています。 「ワインは、その土地の血です。だからこそ、その土地に伝わる伝統葡萄でつくらねばならないのです」。現社長アントニオ・マストロベラルディーノ氏がそう語る通り、同社のワインの原料葡萄は、アリアニコ種、グレーコ種、フィアーノ種など、すべて古代ギリシャ・ローマ時代から、この特別な土地が育んできた伝統品種のみを使用。 決して他では味わうことのできない、かけがえのないワインをつくり上げています。マストロとは、マエストロのことその名にふさわしい歴史がありますマストロベラルディーノ社の創業は1878年。ただし、同家のワインづくりの歴史はさらに古く、1580年の文献に既にその名を留めています。16世紀にドイツからやってきたベラルディーノ・ファミリーは、その後ほどなく、ナポリではワインの巨匠=マエストロとしての名声を確立、18世紀には公証人によって、正式にマストロベラルディーノと命名されるまでになりました。現在のアントニオ社長も、その誇りと伝統の守護者として知られており、1994年には、スカルファロ大統領から、カヴァリエール デル ラヴォーロ(功労の騎士)という称号を与えられています。またイタリア政府から、考古学的都市ポンペイにおける葡萄栽培・ワインづくりの研究・復活プロジェクトを公式に依頼されるなど、マエストロとしての名声を揺るぎないものとしています。神からの授かりものである葡萄の個性を100%引き出すそれが、ワインづくりのポリシーです葡萄の収穫はすべて丁寧に手摘みし、実を傷つけないように小さなカゴを使います。収穫後のマセレーションや発酵の期間は、特に何日とは限定せず、その年の葡萄の状態を見ながら決定します。赤葡萄の場合、色素とタンニンが全部出尽くした瞬間をいかに見極めるかが特に重要です。また熟成は、葡萄の特性とのバランスを見て、期間をほどよく調整します。フレンチ・オークの樽を使って新樽比率を抑えめにし、赤で2〜3年、果実の持ち味を壊さないように慎重に見計らって熟成。白は原則的に樽熟は行わず、果実の風味を大切にしています。このように、マストロベラルディーノ社は、自然の産物である葡萄をなによりも尊重し、その個性を徹底的に引き出すやり方を貫いています。「葡萄は神からの授かりもの。ですからその個性を100%生かすのは、人間としての義務なんですよ」。アントニオ社長がそう語る通り、同社のワインは「伝統葡萄の持ち味がしっかり生きているワイン」として高い評価を受けています。 Naturalis Historia ナトゥラリス ヒストーリア IGT 2000 ブドウ品種 アリアニコ85%、ピエディロッソ15% 土壌 白色粘土質 醗酵 ステンレス・タンク主発酵後、オーク樽にてマロ・ラクティック醗酵 熟成 オーク樽熟成24ヵ月(225L、新樽比率50%)/瓶熟成12ヵ月以上 ラテン語で「自然の話・過程」。アリアニコとピエディロッソという、地品種の調和 ピエディロッソに由来する丁子などのスパイス香、アリアニコのフローラルさが調和したワイン。ヴァニラ、プラムのアロマ。どっしりとした味わいは高いストラクチャーとアルコール度で構成される。 年代 造り手 [2000]年 マストロベラルディーノ 生産国 地域 イタリア カンパーニャ 村 IGT イルピニア タイプ 赤・辛口 フルボディ 内容量 750ml 【赤 フルボディ】 【IGT イルピニア】 【マストロベラルディーノ】 【ナトゥラリス ヒストーリア】 【タウラージ ラジチ】 【】