うきうきワインの玉手箱

シャサーニュ・モンラッシェ・プルミエ・クリュ・クロ・サン・ジャン・ルージュ[2001]年・ドメーヌ・ギィ・アミオDomaine Amiot Guy et Fils Chassagne-MOntrachet 1er Cru Clos Saint Jean [2001]「非常にお値打ち物」と言われるシャサーニュの人気1級畑の、今まさに飲み頃の6年熟成!バックヴィンテージ!プルーンや桃、スミレの香りがすばらしい、大人気1級 究極ワイン!ずばりシャサーニュらしいタンニンは是非このように熟成してこなれたものを楽しみたい!その好例!ドメーヌ　ギィ　アミオ元詰シャサーニュ　モンラッシェ　プルミエ　クリュ　クロ　サン　ジャン　[2001]年AOC シャサーニュ　モンラッシェ　1erクリュ ドメーヌ・ギィ・アミヨ・エ・フィス Domaine Guy　Amiot et Fils 熟成によって花開く、 構成のしっかりしたワインたち 50代後半の温厚で人当たりのよいギィと息子のティエリィがドメーヌを運営。現在、8ヘクタールとほどよい規模の広さの耕作は主にティエリィがおこなっていて、ドメーヌ全般の仕事も徐々にギィから移りつつある。アミヨを代表する銘柄といえば当然モンラッシェとなるが、区画はシャサーニュ側の最上部、たった0.1ヘクタールから生まれる。樹齢80年に達する超ヴィエーユ・ヴィーニュのぶどうは100パーセントの新樽で熟成され、通常2樽――2003年は1樽分だけだった――、600本ほどの生産量しかない。リリース直後はカタく、最低でも10年ほどの熟成を必要とするしっかりとした構成のグラン・クリュだが、ひとたび花開くと、たいへん華やかな香りと深みを湛え、まさにあるべきモンラッシェの姿を堪能できる。このモンラッシェに限らず、アミヨの白は総じてカタい。酸だけが突出しているようなカタさではなく、高いアルコール度数、豊かなボディという、それぞれの構成がしっかりしているためで、それらのバランスがとれるのに時間を要するのである。そのためリリースしてすぐに愉しむこともできはするが、数年間の熟成により、当初は感じられなかったエレガントさや複雑さが十分に備わるものとなる。上記のモンラッシェに肉薄する風味、味わいのピュリニーが、プルミエ・クリュであるレ・ドモワゼルで、アミヨの二大フラッグシップ・ワインだが、双方ともに入手は困難を極める。これらの少量ワイン――ドモワゼルでも0.3ヘクタールほどしかない――以外でも、本拠を置くシャサーニュ=モンラッシェのカイユレ――樹齢は70年以上を数える――を始めとする一連の素晴らしいプルミエ・クリュでアミヨの実力は十二分に味わえる。ワインはテロワール毎の異なりもよく備わり、シャサーニュというアペラシオンの底力といったものが感じ取れる。またシャサーニュに勝るとも劣らぬ出来の、サントーバンのアン・ルミリーのミネラル感に富んだ魅力も大きい。他のシャサーニュ在のドメーヌに違わず、アミヨでも生産量は白、赤、ほぼ半々となっているが、その赤も白に勝るとも劣らぬ優れもので、豊かな果実味にバランスする滑らかな味わいは各アペラシオンをよく表現している。白はその人気ゆえ価格もそれなりだが、赤は白に較べると割安感のあるカリテ・プリなものとなっている。なお、ドメーヌではラベルにアミヨ・ギィと記しているが、これは日本などと同じく、名前を姓名の順で記しているためで、ブルゴーニュの他のつくり手でもちらほら見受けられる。 「シャサーニュ村のワインでは、どこにも負けない品揃えを誇るドメーヌ。赤も白も優れたプルミエ・クリュをずらりとそろえ、グラン・クリュも2ヵ所所有している。しかも価格が他社ほど高くないので、よく出来を見極めれば大変お買い得品も見つかる。」 フランスワイン評価本 ル・クラスマン ▼ シャサーニュ　モンラッシエの1級についてマット クレイマー氏は 「すぐれたシャサーニュの赤を、たとえばニュイ・サン・ジョルジュなどど見わけるのは思いのほか容易ではない。どちらも若いうちは、よく似たコショウの風味とタンニンのざらつく感じがあって、おなじくらい長命になることもあるからだが、すぐれたニュイ・サン・ジョルジュの1級のようにきれいに仕上がったさまを見せることはあまりない。両者の比較はめったにおこなわれないが、やるだけのことはあり、シャサーニュの赤がいかに頑丈ですぐれたものであるかを教えてくれる。シャサーニュ・モンラッシエのねらい目は、白ではなく赤の1級なのだ。」と赤についてベタボメ高評価! ▼ シャサーニュ　モンラッシェ1級のクロ　サン　ジャンについて、セレナ サトクリフ女史も 「赤は非常にお値打ち物である。ところが流行を追いかけるのに忙しい世間の人々はこうした真価をもつものをわすれがちのようだ。ここのグラン クリュが白だとすると、プルミエ・クリュの最上品は赤になる。クロ・サン・ジャンの上方は今も採石場になっている。トリュフがこのあたりに生えるそうだが、私は今までのところ現物を見たことがない。クロ・サン・ジャンは、しばしば果実味が柔らかで少し早めに熟成する。これらのワインにはいずれもプルーンや桃、スミレの香りがするが、若いうちは土の味が感じられるものもある。」とこれまた高評価! 年代 造り手 [2001]年 ドメーヌ・ギィ・アミオ 生産国 地域 フランス ブルゴーニュ　コート ド ボーヌ 村 AOC　シャサーニュ　モンラッシェ　1級 タイプ 赤・辛口 フルボディ 内容量 750ml 【赤　フルボディ】 【AOC シャサーニュ　モンラッシェ　1級】 【AOC シャサーニュ　モンラッシェ　プルミエ　クリュ】 【ドメーヌ　ギィ　アミオ】 【プルミエ　クリュ　サン　ジャン】 【マット　クレイマー】 【セレナ　サトクリフ】 【】