シャトー ド モンテリー モンテリー プルミエ クリュ シュル ラ ヴェル [2001]年ワイナート誌最新号(36号)で高評価90点!!(モンテリー)で最高評価!! ▼シャトー ド モンテリーについて 2000年にエコセールの認証を取得したオーガニックの生産者。10年前からビオディナミを採用してワイン造りをする。ヴォルネイに接するモンテリーを代表する1級畑のひとつ、シュール・ラ・ヴェルを3ha所有する。うち0.85haが1959年に植えられた樹で、残りは80年、86年、92年、97年、98年に、少しづつ計画的に植えかえている。涼しい年にはヴォルネイに近くなり、厚い年にはポマールに近くなるのがモンテリだが、この生産者のワインは、味わいの傾向こそ変化するものの。一貫してエレガントで、品質も安定している。 ワイナート誌36号 東向きのヴォルネイ・クロ・デ・シェーヌの畑を通りすぎ、丘を少し南に回り込むと、モンテリーの1級畑、シュル・ラ・ヴェルがある。総面積6.03haのシュル・ラ・ヴェルを3ha所有する代表的生産者が、シャトー・ド・モンテリーだ。モンテリーに15〜16人を数える生産者の中で、まず名前が挙がる基本のドメーヌである。彼らは1996年からビオディナミを採用しており、2000年にはエコセールの認証を受けた、きちんとしたオーガニックの生産者だ。最近の“ビオ”ブームのおかげで話題になりつつあるが、安価なブルゴーニュの“ビオ”という視点から彼らを選ぶより、モンテリーらしさを理解し、それを求める中で、必然的にオーガニックにたどりつくというのが、自然な道筋のはずだ。そのモンテリーらしさを、当主のエリック・ド・シェルマンは、「ポマールとヴォルネイの中間。ポマールほど力強くなければ、ヴォルネイほどエレガントでもない。」と言う。モンテリーの代表格がそういう消極的な定義でいいのかとも思うが、それもまたマイナー産地らしいし、「村人でさえ自分の村の名前がモンテリーなのかモントリーなのか知らないからモンリーと発音する」という曖昧な土地柄をよく反映している。 ただ、2003年や2005年のような暑い年には、ポマール的な黒系果実とスパイスの香りと骨太の構造、そしてリッチなフルーティさが前に出た。2001年や2004年のような涼しい年には、スッキリとしたスミレの香りと透明感のある酸、そして整ったミネラル感が表現される。つまり、毎年ポマールとヴォルネイの中間の味になるわけではない点が興味深い。 ▼モンテリー プルミエ・クリュ シュール・ラ・ヴェル 2001 シリアスで緻密なタンニンと、清々しく引き締まった酸が、堅牢な骨格を作る中、フワッと軽やかな果実味の甘い味わいが徐々に顔を出し、口の中に広がっていく。とても上品なワイン。スケール感はそこそこだが、余韻が長い。 ▼セレナ サトクリフ女史は「ブルゴーニュワイン」の中でモンテリについて 良いモンテリは、ヴォルネと同様に人の心をひきつける香り高いブーケとつやつやした肌理のような感触をそなえている。重量感にみなぎるというようなことはないが、最高の立地条件の畑からはしっかりした骨格のワインができる。 年代 造り手 [2001]年 シャトー ド モンテリー 生産国 地域 フランス ブルゴーニュ コート ド ボーヌ 村 AOC モンテリー 1級 タイプ 赤・辛口 フルボディ 内容量 750ml 【赤 フルボディ】 【モンテリ】 【モンテリ AOC】 【AOC モンテリ】 【シャトー ド モンテリー】 【ワイナート】 【モンテリー プルミエ クリュ】 【】