アルベルト ロイ家サ モーラ カンノナウ ディ サルデーニア イエルズ [2003] DOC カンノナウ ディ サルデーニヤ 1948年ジョヴァンニ ロイの代に設立され現在3代目としてアルベルト ロイの息子達の兄弟で経営されています。当主は長男のセルジオ ロイで、かつてカリアリで修行し、現在はエノロゴも勤めています。次男のジャンルイジはマーケティングを担当、三男のサンドロは事務担当しています。兄弟は全部で5人。直接ワインに関わっているのはこの3人です。98%赤ワインを生産しています。というのも、カンティーナのまわりの土地は黒葡萄に非常に適した土壌だからです。現在もう一つサルデーニャのカンティーナを所有しています。輸出と国内消費の比率は50%ずつです。 現在所有しているアルベルト ロイの銘柄の40haの畑は、30〜45人の人たち(カルテドの近所に住む人々など)によってすべて手摘みで収穫されています。 全ての葡萄は徐梗します。フリーランジュースと圧力をかけて得るプレスジュースは分けて発酵しています。マロラクティック発酵はコンクリタンクで行われます。フィルターはおおまかに行い、ファイニングはしません(色素が落ちてしまうため)。酒石も取り除きません。それらを出来るだけしない代わりに、浮遊物を自然の重力により沈殿させ、樽の移し変えによって澱引きを行っています。これを3回ほど繰り返します(この方法は優れたワインを造りだす生産者に広く行われています)。澱引き後、1000〜2500Lのスロヴェニア産の大樽に移し変え、その後ブレンドされます。 彼らの葡萄栽培、醸造の理念は 1 畑を十分に手入れすることで、健康で凝縮した葡萄を収穫すること。 2 そうすることでクリーンなモストを得ること。 3 まるで自分の子供のようにワインの人生を見守り、面倒を見ること、です。 ヒュー ジョンソン氏の「ポケットワインブック」に、優良な生産者として掲載されています。 《カンノナウ ディ サルデーニア》 われわれの最近のテイスティングの席にもたらされたのは確かな明るい兆しであった。そこでは昨年よりはるかに高い平均点を記録したのみならず、定義とスタイルの革新的な探求が浮かび上がる。・・・アルコールを感じさせ、深みのあるアルベルト ロイ社のカンノナウがそれを証明している。(P285) 《アルベルト ロイ》 この作り手によるコンパクトにまとまった一連のワインは、カンノナウという品種が持つ可能性を再認識させるもので、何と白ワインまで造っている。とはいえ、上位を占めているのはもちろん赤ワインで、十分なアルコールと厚みのあるボディが際立ったLoi Coronaがトップの座に着いている。(P396) グイデ デ レスプレッソ「ヴィニ ディタリア 2003」日本語版より サ モーラ カンノナウ ディ サルデーニア イエルズ [2003]は ※カンティーナの北側のクリュ サ モーラ(「小さな川」の意味)は比較的平らな地域です。葡萄は、全て自家畑(25ha)のものです。温度管理の元で10日間醸造します。スロヴェニアのオーク樽で少なくとも6〜9ヶ月熟成させます。販売する前に、最低3ヶ月瓶で落ち着かせます。 色はルビーレッドで、クリアで調和がとれていて、特徴的で強烈に良い香りです。熟したフルーツの長く続く、赤い花のノーズがあります。味わいには暖かみがあり、バランスのとれたタンニンがあります。 '03年が「ヴェロネッリ」で89点、「ドゥエミラヴィニ」で4つ房、「アルマナッコ デル ベーレ ベーネ」でオスカー クワリタ/プレッツォ受賞(価格と品質のバランスに優れたお値打ちワインに与えられる賞)。 年代 造り手 [2003]年 アルベルト・ロイ 生産国 地域 イタリア サルデーニャ 村 DOC カンノナーウ・ディ・サルデーニャ タイプ 赤・辛口 フルボディ 内容量 750ml 【赤 フルボディ】 【イタリア 赤 フルボディ】 【サ モーラ】 【カンノナウ ディ サルデーニャ】 【サルデーニャ DOC】 【サルデーニヤ DOC】 【カンノナーウ】 【ヴェロネッリ】 【ドゥエミラヴィニ】 【ヒュー ジョンソン氏】 【】