フェルゲッティーナ・フランチャコルタ・サテン[2003]年 ロベルト・ガッティ家(フランチャコルタD.O.C.G)「テロワールを伝える真摯な取り組みフェルゲッティーナ」としてワイナート27号で大開き2ページで特集された37ヶ月熟成のフランチャコルタ【FORZA0602】 フェルゲッティーナ・フランチャコルタ・サテン 2003年 ロベルト・ガッティ家(フランチャコルタD.O.C.G) フランチャコルタには泡がある。それをスパークリングワインと言った途端に個性のないワインに泡と甘さが加わった、カクテル的なものが連想される。だがフランチャコルタは、フランチャコルタD.O.C.Gの土地のワインだ。そしてゲルゲッティーナは、この土地に根ざした。農家のワインだ。 収穫された10トンのブドウのうち、自社ワインとなるのは、4トン~5トンのみという贅沢な造り。ブドウは0.8バールほどで空気圧プレスされた後で、6度で一晩デブルバージュされ、培養酵母を使用して16~18度で発酵され冬にろ過したのち、瓶内2次発酵に移る。 ロベルト・ガッディ家のこだわりのひとつは、門出のリキュール。劣ったプレスジュースや古い在庫に砂糖を混ぜたものを使用する生産者が多いが、ここでは同じワインの瓶を開け、糖を溶解させて使用する。 フェルゲッティーナは長い瓶内熟成が特徴だ。このブリュットのN.Vでさえ24ヶ月ものあいだ澱に触れていることで、フランチャコルタならではの温かみのある複雑性がもたらされる。以前よりドサージュの量を減らしており、砂糖っぽさがなく、素顔のまま味わいが生きる。 『内圧3.5バールのサテンには彼の言う自然の「ソフトさ」がよく出ている。その方向性を意識して「エレガントで酸がしっかりとしたフェッラーリ・パッシラーノ・フォルミカの3つの畑を選び、ブドウは「もともと気品のある」シャルドネのみ。ワインの1割は発酵の段階で古樽に入れられ、さらに磨きをかけられる。 37ヶ月の瓶熟成を経て「サテンとはエレガンスと同意語です」と語るとおりのワインとなる。』ワイナート27号 フランチャコルタ・サテン2003年は、シャルドネ100%、熟成はモストを木樽とステンレスタンクに分けて1次発酵、ブレンド後、瓶内二次発酵させる。37ヶ月(ねかせデコルジュマン。ガス圧は4.5気圧)サテンとなるワインの10%~15%はアルコール発酵の最後の時点で、3年乾燥させたアリエのオークで作られた古樽に3~4ヶ月入れられ、そこで発酵を終える。「複雑さ、長さ、バニラ的風味」のためであり、「サテンと同義語である上品さ」が増す。 ロンバルディア部門第2位! 年代造り手[2003]フェルゲッティーナ(ロベルト・ガッティ氏)生産国地域イタリアロンバルディア村フランチャコルタDOCGタイプ白・発泡・スパークリング辛口内容量750ml